Director's Diary 名大高等研究院の日々

名古屋大学高等研究院の活動の一端をご紹介します。

ノーベル賞についての講演会(1月29日)

 1月26日の朝日新聞 be on Saturday に、おもしろい記事が掲載されていました。「自由に職業を選ぶことができ、回答者にはその能力が備わっている」という条件で、もし生まれ変わったら就きたい職業は何ですか?というアンケートを行ったところ、1位が「大学教授・研究者」(それも、2位の「医師」や3位の「小説家」をかなりの票差で引き離して)だったというのです。もちろん、これは朝日新聞デジタルの会員登録者を対象にしたアンケートだったから結果がこうなったのであって、たとえば ××新聞の読者に尋ねたら違った結果になるのでは、などと野暮なことを言わずに、研究職が夢の職業とみなされていることを率直に喜びたいと思います。私自身はといえば、この条件で自由回答を求められたら、「オーケストラのフルート奏者」と即答するかもしれませんが・・・。

 

 さて、「大学教授・研究者」を選ばれた方の声として、「目標はノーベル賞受賞!」という力強い宣言も紹介されていましたが、高等研究院では、下記の要領で、ノーベル生理学・医学賞の選考を行っているカロリンスカ研究所の Carlos Ibanez 先生による講演会を共催することになりました。どのようなお話が伺えるのか、楽しみにしています。

 

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